この記事では、コウモリ駆除を自分でやってみた!ということで私がやったことをお伝えしています。
私は自分でコウモリ駆除をやってみましたが、リスクも結構あるので、正直なところ業者に任せた方がいいかなと考えています。
まずは、自分でコウモリ駆除をやってみたいという人は、この記事を是非ご覧ください!
※自分でやってみたいという場合は、自己責任でお願いします。
コウモリ駆除(撃退)を自分でやる場合に気を付ける点を紹介!
コウモリ駆除を自分でするにあたり気を付ける点を3つ紹介します。
- コウモリは、鳥獣保護管理法で保護されている!
- 健康への被害に注意!
- 安全に作業できるか確認!
それでは、1点ずつ紹介します。
コウモリは、鳥獣保護管理法で保護されている!
コウモリは、「鳥獣保護管理法」で保護されています。
害獣というイメージがありますが、保護されているんですね・・・
鳥獣とは、鳥類又は哺乳類に属する野生動物という扱いの様です。
コウモリは、野生の哺乳類に属するので鳥獣保護管理法の対象となります。
そのため、許可なく捕獲・殺傷が禁止されていますね。
鳥獣保護管理法に違反して野生の鳥獣を捕獲した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられてしまいます・・・
参考:環境省
コウモリ駆除を自分でやる場合は、捕まえたり、傷つけたり、殺したりしないように注意しましょう!
健康への被害に注意!
野生の鳥獣には、病原菌やノミ・ダニなどが付着している恐れがあります。
また、コウモリのフンも注意が必要です。
自分でコウモリ駆除をする場合は、手袋、防塵マスク、ゴーグルなどで保護しましょう。
素手で触ってしまったり、フンが飛び散ったものを吸ってしまったりなどで感染してしまうリスクがあります。
家に住み着かれてしまった場合の問題点の1つが、不衛生ということなので、駆除する際も注意が必要ですね!
安全に作業できるか確認!
コウモリは、哺乳類ですが、羽があり飛ぶことができます。
そのため、住み着くのが高い場所になる可能性があります。
高い場所だと作業をするのに危険が伴いますので安全に作業できるか?というのも重要ですね。
コウモリ駆除(撃退)を自分でやってみたので紹介します!
コウモリに住み着かれてしまい、駆除を自分でやってみたので紹介します。
はじめにコウモリ駆除の流れを紹介して、そのあとで、実際にやったことを紹介します。
コウモリ駆除の流れ
まずは、コウモリ駆除の流れについてです。
この記事の前半で紹介したようにコウモリは、鳥獣保護管理法で保護されています。
そのため、捕獲や殺傷は、できないので追い出して対策をするという方法になります。
流れとしては、下記の通りです。
- コウモリが住み着いた場所の確認
- コウモリの追い出し
- フンなどの除去、消毒
- 入り口の封鎖など再発対策
それでは、順番に見てみましょう。
コウモリが住み着いた場所の確認
まずは、コウモリが住み着いた場所の確認です。
夜になるとキーキー鳴き声が聞こえてきたり、バサバサ、ガサガサなどの羽音のような音が聞こえるようになりました。
どこから音が聞こえてくるか確認したら、換気口の部分でした。
場所が分かったので、状況の確認です。
そっと換気口のフタを外してみました。
何やら黒い物体が見えます・・・
ここで注意したいのが、先に紹介していますが、衛生面です。
手袋、防塵マスク、ゴーグルなどで体を保護して作業しましょう。
換気口のフィルターを外してみました。
3匹ぶら下がってますね。
住み着いた場所は、換気口ということで確認ができました。
換気口の外側の画像です。
雨風がしのげて、住みやすいのかもしれません。
コウモリの追い出し
コウモリの追い出しには、イカリ消毒のスーパーコウモリジェットを使いました。
このコウモリ忌避スプレーが使いやすそうということで選びました。
その他に燻煙剤や超音波を出す機器などもありますが、超音波を出す機器は、効果がいまいちという情報もありました。
コウモリが順応してしまうようです。
スーパーコウモリジェットは、強力なハッカ臭がするスプレーです。
匂いが強いので室内では、使用しないように注意書きがあります。
室内で使用しない方がいいのですが、コウモリがいた場所が換気口だったので、換気口の隙間にノズルを突っ込んで軽くスプレーしました。
噴射量が多いので、加減をしながらスプレーしたほうがよさそうです。
今回は、幸い狭い範囲だったので、スプレーしたらすぐに逃げていきました。
コウモリのフンの除去・消毒
コウモリを追い出したら、フンの除去や消毒をします。
コウモリのフンは、乾燥していて飛び散りやすいようなので、吸い込まないように気を付けましょう!
手袋、防塵マスク、ゴーグルなどで保護して、ふき取った雑巾は、すぐに袋に入れて廃棄しました。
消毒については、アルコールスプレーがあったので、多めにスプレーしておきました。
これで、フンの除去や消毒は終了です。
範囲が広い場合は、個人で対応するのは、難しいと思いますので、業者に頼んだ方がよさそうです。
コウモリの入り口をふさぐ
コウモリは、忌避スプレーで逃がしても、少しすると戻ってきました。
今回使用したスーパーコウモリジェットの持続時間は、3~6時間なので追い出し用と考えたほうがいいです。
コウモリが戻ってきてしまったので、もう一度スプレーで追い出した後に、網でふさぎました。
本当は、外側を金網などでふさいだ方がいいのですが、個人での作業では、無理だったので、内側からできる対処をしました。
網を固定しているのは、文房具のクリップです。
周りに少しすき間ができているので、コーキング剤などでふさげば終了です。
もし、入り口をふさげなければ、イカリ消毒から「コウモリいやがる袋」という商品が出ているので、試してみるのも良さそうです。
この商品は、持続期間が2週間~1ヶ月と比較的長いので、コウモリがあきらめる可能性があります。
入り口をふさいでかなり経ちますがコウモリは戻ってこなくなりました。
コウモリ駆除を自分でやってみた!のまとめ
この記事では、自分でやってみたコウモリ駆除についてお伝えしました。
コウモリ駆除について3つの注意点をお伝えしました。
- コウモリは、鳥獣保護管理法で保護されている!
- 健康への被害に注意!
- 安全に作業できるか確認!
また、コウモリ駆除の流れをお伝えしました。
- コウモリが住み着いた場所の確認
- コウモリの追い出し
- フンなどの除去、消毒
- 入り口の封鎖など再発対策
コウモリ駆除は、注意点もあり、衛生面のリスクや作業の安全が確保できるかという問題があります。
私の場合は、範囲が狭く、室内から対処できたので、やってみましたが、範囲が広い場合や高所の場合は、業者に任せた方がよさそうです。
もし自分でコウモリの駆除をする場合は、自己責任で、もし無理そうだなと感じたら業者に相談してみましょう!
下記の記事では、害獣駆除の業者を紹介しています。