この記事では、コウモリは何類なの?という内容をお伝えしています。
以前コウモリに住み着かれたことがあるのですが、飛んでいくコウモリを見て鳥類?と思ったことがあるので調べてみました。
コウモリは、哺乳類?鳥類?という疑問がある方は、是非ご覧ください!
コウモリは、鳥類ではなく哺乳類だった!
コウモリは、何類なのかを確認してみましたが、「哺乳類」でした。
コウモリは、脊椎動物亜門に属し、哺乳綱に分類されています。
哺乳綱の中でコウモリ目(翼手目)に属しており世界各地に約1000種類が棲息しているようです。
日本では、35種類が確認されています。
空を飛んでいる姿を見ると鳥類かなと思ってしまいますが、コウモリは、哺乳類が正解です。
コウモリが哺乳類であるというのはなぜ?
コウモリは、哺乳類であるということが確認できましたが、どのような特徴がありなぜ哺乳類と言えるのかについてです。
- 卵ではなく子供を産む
- 体に毛が生えている
- その他の特長
コウモリは、卵ではなく子供を産む
コウモリは、卵ではなく子供を産みます。
胎生と呼ばれるもので、母親がお腹の中で子供を育ててから出産しているので、哺乳類の特徴にあっています。
子供を産んだ後は、子供に乳を与えて育てています。
まさに哺乳類ですね。
ただし、哺乳類でもカモノハシは、卵を産んでそのあと乳で育てているようです。
コウモリは、毛が生えている
コウモリは、毛が生えています。
これも哺乳類の特長にあっています。
コウモリが哺乳類であるその他の特長
コウモリは、肺呼吸や恒温動物であることも哺乳類の特長にあっています。
コウモリは、鳥類の特徴とどのへんが違う?
鳥類もコウモリと同じく肺呼吸で体温はほぼ一定の恒温動物ですが、コウモリと鳥類を比べるとどのような違いがあるでしょうか。
違いを見てみましょう。
- 鳥類には、クチバシがありますがコウモリは、歯が生えている
- 鳥類は、卵生だがコウモリは、子供を産む胎生
- 鳥類には、羽毛が生えているが、コウモリには、毛が生えている
- 鳥類は、前肢が翼になっており羽毛でおおわれているがコウモリは、皮膜という膜でできている
また、鳥類は、後ろ足で体を支えることができますが、コウモリは、後ろ足で体を支えることはできず、休息時は後ろ足でぶら下がっています。
これらの違いをみると、コウモリは、鳥類ではないということが分かりますね。
コウモリは、哺乳類だが空を飛べる
コウモリは、哺乳類ですが、空を飛ぶことができます。
薄暗い中で目撃すると鳥と間違えてしまいますね。
哺乳類で空を飛ぶというとムササビやモモンガを思い出しますが、皮膜で風を受けて滑空しているだけです。
羽ばたいて自由に飛んでいるというわけではないんですね。
コウモリは、鳥のような羽毛に覆われた翼ではありませんが、前肢が変形した膜でできた翼をもっています。
コウモリの翼は、前肢が変形し細長く伸びておりその間に皮膜(飛膜)があります。
コウモリは、この翼を動かす筋肉があり鳥のように自由に飛ぶことができます。
コウモリは、鳥獣保護管理法で保護されている
コウモリは、フンの被害や羽音、鳴き声などの問題があり害獣というイメージですが、鳥獣保護管理法で保護されています。
捕獲や殺傷ができないんですね。
では、コウモリに住み着かれてしまったら何ができるのか?ですが、追い出すことはできます。
忌避剤などを使って追い出して、入り口を塞ぐというやり方で対応します。
鳥獣保護管理法には、罰則もあるので、できれば個人で対処せず業者に依頼した方が良さそうです。
コウモリは何類?なぜ哺乳類なのかのまとめ
- コウモリは、哺乳類
- 卵ではなく子供を産み乳で育てる
- 羽毛ではなく体が毛でおおわれている
- クチバシではなく歯が生えている
- 哺乳類としては、異質で空を飛べる
もしコウモリの被害が疑われたら業者に相談してみましょう!